【高14期】 「3年1組」クラス会 開催のご報告

2015年07月31日(金)

 「高いところが好きなのである。」
阿倍野ハルカスを会場にして、織り姫・彦星でもあるまいが、年に1度の恒例のクラス会が開かれた。6月は13日の土曜日である。

 昭37年3月、卒業時には52名であったクラス仲間も、物故者8名の黙祷から残念乍ら始まった。住所がつかめず6名の音信がとれていないことも残念ではあったが、元気な自称「若者」たち19名の参加で、久々に青春を取り戻したつもりである。全員が71歳以上なのだから、持ち込んだアルバム・写真スナップの中に各自を見い出し半世紀以上前へ逆戻りした一時は、ささやかではあったが心の通う幸せな時間になったように思う。

 今宮高校の格式高い校歌を唱う時の声には一段と張りがあるのは、共通するクラスメンバーの思いが一つになっていることを示していた。亡くなられた恩師、今の生活の話、共にすごした仲間の話と、アッという聞の2時間であった。1人ひとりがスピーチをする姿に昔の3年1組クラスを思い起こした、じわっとしたぬくもりが全員に伝わるには時間はいらなかったようだ。

 世話人一同で、わざわざ高い所を選んだことが役に立ったのは、共通するクラスのぬくもりを持って二次会に移った時ぐらいであったが、世話人たちは、何回も事前に打ち合わせ積極的に仲間の再会のため努めていたことには頭の下がる思いである。

 1年後の再会を期して散会とはなったが、互いに“元気”に会えることを願って我がクラス会の報告としたい。
 母校、今宮高校の今後のさらなる発展が、全員の思いであることを付け加え乍ら。
藤村 義邦 記
 

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