【高17期】「古都奈良の紅葉探訪の会」のご報告

2014年12月02日(火)

「古都奈良の紅葉探訪の会」ご報告

高17期 鶴保謙四郎記
 
 冬将軍が忍び寄る11月19日(水)、奈良公園で紅葉を楽しむ会を開きました。いいな会の皆さんには、こどもの頃、あるいは学生時代、若人の時代に、家族と、友人とそして恋人と奈良公園に遊んだ思い出に耽って頂きたいと、奈良市在住の三人(深井潔、鶴保謙四郎、小原克子)で企画しました。

 11時半、近鉄奈良駅行基菩薩像噴水前に13名が参集。興福寺五重塔近くの「塔の茶屋」にて茶粥弁当(会席)とビールで腹ごしらえをしました。茶屋ではさらに一名が参加、計14名でした。うち一名は東京からのサプライズ参加。食事が終わり店を出たところで、6名がさらに増加、計20名の大所帯で、奈良公園を横切り一路依水園へと向かいました。

 依水園は江戸前期の庭園で国の名勝でもあり、奈良では紅葉の名所にもなっています。この庭園の素晴らしさは若草山(御笠山)と大仏殿の借景です。ここでひととき紅葉と日本庭園を鑑賞させて頂き、門を出ると入園券にセットになっている寧楽美術館に一同入って、高校時代に戻って熱心に見学していました。

 その後、依水園出口にて東京から参加の方が、所用にて皆と別れ帰途に着かれました。一同は東大寺戒壇堂を経て、平成の修復なった正倉院を外から見学しました。校倉造りの正倉院は百年ぶりの大修復とのことでした。
 さらに紅葉真っ盛りの散策路を二月堂へと向かいました。東大寺の紅葉はナンキンハゼに始まると言われていますが、銀杏、カエデ、イロハモミジ、桜等等が、黄、赤、紅、朱とまさに森が燃え立つような紅葉でした。二月堂の舞台は、例年3月15日に満行を向かえるお水取り(修二会)でも有名ですが、舞台からの眺めは、奈良その向こうに生駒の街が一望でき、正面には生駒山系が広がる大パノラマの眺望でした。

依水園 前園の池に写る紅葉と清秀庵
依水園 後園 集合写真


 春日大社本殿へと道を取り、途中若草山の麓を経て、水谷茶屋で一服。各自わらび餅、コーヒー、ぜんざい、茶だんご、飴湯と思い思いに食し、元気回復したところで砂ずりの藤(春日大社本殿横の藤棚)を潜ってやっと本殿にたどり着きました。参拝後、鷺池の浮見堂から奈良ホテル横を抜けて、東向商店街の宴会場「チャイナダイニング飛天」にたどり着きました。今回は少し強行軍となり、ある君の万歩計では1万8千歩とのことです。
 宴会は30分早め、5時にスタートしました。さらに1名宴会だけの参加者も加わりました。普段の運動不足で足腰の痛くなった方も、杯を重ねるにしたがって次第に元気になられ、久しぶりに同窓の交流の場となりました。

 一同8時過ぎ再会を期して、と言っても12月5日にはクラス幹事会の忘年会(クラス幹事だけでなくどなたでも参加できるし、参加して頂きたい会)を開催するのですが、何はともあれ皆さんの無事な帰宅を願って散会しました。
 なお、写真は木村等君と、東京から参加頂いた吉住君のご協力によります。重ねてお礼申し上げます。

【以下お写真がたくさんございますのでお楽しみください(ホームページ管理)】

 
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