『事業構想型ブランドコミュニケーション』 ~パナソニック100周年、理念の実践~

2020年08月07日(金)
【本書のポイント】
松下幸之助の宣伝哲学から昨今SDGsの取り組みまで、100年にわたり継承される、パナソニックの経営理念を紐解きました。
事業と時代で見るパナソニックのブランド変遷を総括しています。
また、パナソニックの事業構想の源とも言える「生活者とのブランドコミュニケーション」について、ブランド戦略の基本的な考え方を収載。
さらに、昨今、国内企業において課題となっている「理念経営」「理念継承」、「社会課題解決型ブランドのあり方」、「SDGsを起点とした新規事業開発」などの実践的な取り組みも紹介しています。
特に、2025年大阪・関西万博に向けた「SDGsコミュニケーションプロジェクト」を様々な企業とともに組成し、新しい世界観、社会システムを提唱しています。

【執筆の動機】
1979年松下電工株式会社に入社。事業企画部長、マーケティング部長を経て、2005年執行役員、2008年取締役に就任。2012年からパナソニック株式会社役員となり、ブランド・コミュニケーション・オフィサー(CBCO)を担当してきました。
この間、新規事業として介護商品・介護サービスを総合的に取り扱うパナソニックエイジフリー株式会社を創設・拡大。他に海外企業のM&A、各種ソリューションビジネスを立ち上げ。
常にブランド戦略視点で、経営や事業を考えてきましたが、長年の経験に裏打ちされた「暗黙知」を、「形式知」にしたいと考えました。
6年前から、今回出版の機会を頂いた事業構想大学院大学の教授も兼務するようになり、実務家教員としての「実践知」をまとめましたので、ご高覧頂ければ嬉しく思います。


今高27期生
竹安   聡 
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